金沢逸品畳 西田畳店 Nishida Tatami Co.,ltd朝引き取り、夕方お届け。当日スピード施工 素材にこだわった安心の純日本製 社長西田のここだけの畳の話

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西田畳店の石川県内営業エリア
金沢市、野々市市、内灘町、津幡町、かほく市

石川県金沢市・津幡町・内灘町の西田畳店。表替え、裏返し、新畳の他、縁なし畳、薄畳を取り扱っています。日本製にこだわった国内生産・自社工場での一貫製造。

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お手入れの仕方

昨年の石川県地方はじめじめした梅雨空が長く続き、カビに関するお問い合わせを数多くいただきました。 ここではカビに関することも含め 表替え・畳替えしたとき、普段、万が一の場面に分け畳のお手入れの仕方をご説明いたします。

畳替えした日のお手入れとご注意

畳の表面の粉に関するご注意

新畳や表替えしたばかりの畳には粒子の細かな粉が付いています。この白い粉の正体は泥でイグサの色素を保護する目的で用いられる「泥染め」と呼ばれる加工によるものです。これはイグサを保護する目的でついていますので、通常は畳が敷きこまれる時まで付着したまま施工されています。しかし、当店では「1度拭いてもなかなか取れない。」「2回もふくのは大変だ。」というお客様が多いことから積み込み前に水ぶきさせていただいております。ただし、この粉はイグサの目の内部まで浸透させてありますので新品のタオルですと何回ふいてもタオルに粉が付いてきます。しかしながら、通常の使用であれば服に付くことはありませんのでそのままご使用しても問題ありません。もし、敷き込み後に喪服やダークスーツで座るような結納やご法要が控えているときは念のためにもう一度雑巾がけしていただくことをお勧めいたします。

畳のスジは少しずつ消えていきます

畳表は折りたたんで運搬されます。そのため新しい畳や表替えした畳には折り目のスジが残る場合があります。決してキズではありません。イグサの目がつぶれることによって消えますので、ご使用するうちに見えなくなってしまいます。

重ね敷きに関するご注意

畳は素材が植物なので呼吸をしています。ところが、上敷きやカーペットの重ね敷きをすると畳本来の吸湿性が失われてしまいます

新聞紙に関するご注意

昔は湿気遮断の目的で畳の下に古新聞を敷いて定期的に取り替える習慣がありました。ところが最近では畳を「虫干し」しなくなったため、敷きっぱなしになった新聞紙に湿気が溜まり、かえって逆効果となってしまいます。また、畳自体にシートが貼り付けられており、新聞紙の代わりに半永久的に湿気を遮断してくれます。ただし、2階に畳を敷く場合に床板の間から天井裏にほこりが落ちないように新聞紙を敷くのは大丈夫です。

畳のへこみ防止にキャスター受けをプレゼント

畳の上に写真のようなテレビ台を置くとキャスターの跡がくっきりと残ってしまいます。当店では畳替えさせていただいたお部屋にテレビ台やオーディオ類をおく場合に「キャスター受け」をプレゼントさせていただいております。硬い板に畳表を貼り付けて回りをカラフルな和紙で包んでいます。手のひらサイズの畳になっています
※サイズ100㎜×100㎜×10㎜

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換気は普段のお手入れで一番大事

畳を長持ちさせる一番の方法は何といってもお部屋の換気

毎日ではなくても晴れた日には窓を開けてお部屋の空気を入れ替えましょう。時々でもかもいませんが定期的に換気すると畳に含まれた湿気が放出されますので畳本体の寿命が延びます。畳は湿気を含んだままですと早く劣化してへたってしまいます。また、写真のように畳をまくって時々「虫干し」すると畳の湿気をかなり取り除くことができます。畳がまだ新しい時は日焼けしますので日陰で裏向きに干すといいでしょう。尚、畳の位置が変わると入らなくなるので元の位置がわかるように目印を付けておいてください。

その他の畳の換気・乾燥方法

畳を少し持ち上げ、写真のように空き缶をはさみます。こうすると畳の裏側と床板にも空気が通ります。この状態でお部屋を締め切り除湿機をかけます。エアコンのドライ運転でも代用できます。概ね半日程度で床板の湿り気を取り除くことができます。この方法は冬場で天日干しが出来ないときやマンションなどで元々天日干しするスペースがない場合にお勧めします。

石油ファンヒーターの注意

石油ファンヒーターや石油ストーブを使用すると灯油の燃焼とともに水分を空気中に放散するため結露が起こりやすくなってしまいます。エアコンとの併用や除湿機をかけることによって結露の予防になります。また、畳の表面はファンヒーターの温風が直接あたると毛羽立ちやすいので時々向きを変えるなどのご注意が必要です。

洗濯物を室内に干さない

洗濯物を室内に干すと、洗濯物に含まれる水分が放散し、畳の結露やカビ発生の原因になります。特に冬の時期はお部屋の湿度が上がりやすいので畳に湿気がたまってしまいます。洗濯物は浴室で換気扇をまわしながら干すとよいでしょう。

掃除機に関するご注意

畳のお掃除の方法として掃除機を使っている方もいらっしゃると思います。ところが、畳の表面は磨耗すると毛羽立ってきますので、必要以上に掃除機を使うと早く毛羽立ってしまいます。お勧めのお掃除の仕方は普段はクイックルやほうきにして、定期的に掃除機で畳の目に詰まったホコリを取り除くようにします。掃除機で毛羽を吸い取ろうとすると返って毛羽の発生を早めてしまいます。なるべく掃除機の使用を我慢するのが畳の寿命を延ばすコツだと思われます。

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万が一のお手入れ

カビが生えてしまったら

初期のカビは埃のような状態なのでからぶきで簡単に拭き取ることができます。もし繰り返しカビが生えるようでしたら、エタノールをスプレー状にして畳に吹き付けるとカビが生えにくくなります。スプレーがない場合はタオル等に薄くにじませて拭くとよいでしょう。家庭用エタノールは洗剤売り場にて購入できます。とりわけ、梅雨の時期は湿気が多く湿度が70%を越える日も少なくありません。一年を通じてカビが最も発生しやすい時期です。特に畳替えして一年目はイグサが枯れきっていないため、カビが生えやすい状態となっています。ただし、翌年以降はイグサの枯れと共にカビの発生がなくなってきますので最初の年だけ乗り切ればカビに関してはそれほど神経質になる必要はありません。

ダニ発生のご注意

湿度が60%以上で室温が25℃から28℃のときダニが発生しやすくなります。また、食べかすやほこり等のダニのエサとなるものがあると大量発生の原因となります。対策としては掃除機をこまめにかけ、お部屋の風通しをよくすることです。ダニは肉眼では見えないのでダニアレルギーの人がいないとどのくらい発生しているのかわかりづらいものです。尚、茶色で1ミリくらいの「チャタテムシ」をダニと勘違いしてお電話をいただくことがありますが、これは人にたいして害はありません。

シロアリのご注意

床下から侵入したシロアリが畳の裏まで達していることがあります。時々、畳をまくって確認することをお勧めします。万が一、畳替えの当日にシロアリが発覚した場合はシロアリ業者の手配もいたします。

畳のシミに漂白剤は逆効果

畳の表面には油分があり、水やお茶などの色の薄い液体でしたら手早く拭き取るだけでほとんどシミになることはありません。ところが醤油やコーヒーなど色の濃い液体をこぼすとシミがついてしまうことがあります。この時に漂白剤を使用するとかえってシミが濃くなりますのでスポンジやベビーパウダーなどで吸い取ってからふき取ってください。尚、メラミンスポンジは畳にダメージが少なく拭き取ることができますのでお勧めします。商品名としては「ピカ王」などがあります。

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